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地に足がついてない! [マスコミ]

JBPressの記事を読んで、気持ち悪くなった。
この記事である。

この「そして、凛として優美な日本を取り戻そう」と題されたこの御仁の主張には、
先の大戦において、なにゆえ敗戦に至ったのか?という基本的な分析がなされているようには思えない。
単に米に対する恨みつらみを述べているに過ぎない。

大体、敗戦したのだから、当時の指導者がその責任を取るのは当たり前であるし、占領者の方針を受け入れざるを得ないのも当然なことである。
そして独立後、占領方針が気に入らなければ、新たな方針を作成実施すれば良いだけのことではないだろうか?

そして御仁は先の大戦の総括もせず、、今後の新たな考え方が必要とし、5項目程提案をしている。
最初の項目として「防衛力の強化」を上げている。
驚きである。昨今の国際社会において、集団安全保障について何らの記述もなく単に防衛力の強化を唱うとは
どのような了見なのであろうか?
氏の主張からは専守防衛が国防の基本政策と読み取れるが、集団安全保障について論じていない所を見ると、将来は現状の集団安全保障の枠組みから抜け出て
日本単独の国防政策(専守防衛)を目指しているのであろうか?そうするとそのために必要となる国防予算は、現状年間5兆円程度のものが、4倍程度の20兆円程度もの
巨額になる事が予測されているが、そのことについて、どう思うのであろうか?
穿った見方になるかもしれないが、同氏は自衛隊の予算が増える事は、喜ばしいこととしか思っていないのではないか?まさに省益優先の論理にしか見えない。
技術革新で防衛装備の近代化を図ることには、諸手を上げて賛成するが、氏の主張からはその辺りが読み取れない。

これも敗戦の総括をしないが故の主張に聞こえる。

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